個人再生により自宅を残して、生活費で膨れ上がった借金問題を解決した事例
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* 事案の負債額、返済額につきましては、分かりやすくするために揃えた数字にしています。
1 ご相談者の借入状況
債権者数 8社
借金総額 800万円(住宅ローンを除く)
月々の返済額は合計 15万円(住宅ローンを除く)
2 ご相談者が相談にお越しになるまでの経緯
相談者は、クレジットカードを利用して日用品・食品等を購入し続けていました。
そして、クレジットカードの限度額が近づくと新たにカードを申し込んでいました。
また、月々の支払が厳しくなると、銀行のカードローンを申し込んでいました。
その結果、気づいたときには、借りては返済をするという悪循環に陥ってしまい、借金がふくれ上がっていました。
そして、借金を返済するのが困難と感じて、当事務所のホームページをご覧になり、当事務所にお越しになりました。
3 当事務所の対応
相談者の希望が自宅を残すことでしたので、個人再生申立を検討しました。
自宅の残すためには、住宅資金特別条項の要件を満たす必要がありますが、詳細に検討した結果、住宅資金特別条項を付けることができると判断しましたので、個人再生を申し立てました。
4 結果
無事、認可決定がなされ、自宅を残すことができ、住宅ローン以外の債務も減額されました。
5 弁護士のコメント
クレジットカードを利用しすぎると、気づいたときには借金が膨れ上がっていることがあります。
高額の商品を購入していなくても、自分の手取額に照らせば高額の商品を購入していたり、高い物ではなくても購入頻度が多かったことが原因で、借金が膨れ上がってしまいます。
借金が膨れ上がって、借金が返済できないと感じたら、弁護士に早期に相談することをお勧めします。早めの相談が良い解決につながることが多いからです。
月々の返済ができなくなりそうな方は、当事務所までご相談下さい。

弁護士 辻井 康喜

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