個人再生を申し立て、住宅ローンはそのままに負債金額を800万円減額することができた事例
〇この記事を読むのに必要な時間は約1分16秒です。
* 事案の負債額、返済額につきましては、分かりやすくするために揃えた数字にしています。
1 ご相談者の債務状況
<住宅ローンの残金>
2300万円(月々の返済額は10万円)
<他の借入>
8社で1000万円(月々の返済額は合計15万円)
2 ご相談者の希望
給料が減り月々の返済が苦しく、借入金が増加する一方でしたが、ただ、何とか住宅を残したいという希望でした。
3 当事務所の対応
他の8社に対する返済額を除いて、ご相談者の収入と支出を検討した結果、個人再生で債務整理をすれば、自宅が残せると判断して、個人再生を申し立てました。
4 結果
個人再生がうまくいった結果、以下のようになりました。
① 住宅ローンは2300万円を従来の契約どおり支払っていく。
② 他の8社の債務
<債務総額>
1000万円 → 200万円に減額(800万円の減額)
<支払期間中の利息>
全額免除
<支払方法>
この200万円を3年間で支払う(月約5万6000円)
したがって、今までは、住宅ローンと他の債務の返済で25万円(10万円+15万円)必要でしたが、個人再生がうまくいった結果、月々住宅ローンと合わせて約15万6000円(10万円+約5万6000円)を支払えばよくなり、月々の支払が大幅に楽になりました(25万円から約15万6000円に減額)。
また、住宅ローン以外の他の借入れた8社への支払は、3年間で終了しますので、3年後からは住宅ローンのみを支払えばいいことになります。
債務整理で住宅を残すことが可能な事案もありますので、月々の支払に困っているが住宅を残したいと思っている方は、早期に、当事務所までご相談下さい。個人再生で、解決できるかもしれません。

弁護士 辻井 康喜

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