競馬による借金が原因で個人再生を申し立て、自宅を残しながら返済額を大幅に減額することができた事例
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* 事案の負債額、返済額につきましては、分かりやすくするために揃えた数字にしています。
1 ご相談者の債務状況
住宅ローンの残金
残高 2800万円
月々の返済額は10万円
他の借入は7社
負債総額 750万円
2 ご相談者が相談にお越しになるまでの経緯
競馬が原因で借金が膨れ上がりましたが、ただ、何とか自宅を残したいという希望でした。
3 当事務所の対応
相談者の月々の借金返済額を除いた収入と支出を検討した結果、個人再生で債務整理をすれば自宅が残せると判断して、個人再生を申し立てました。
4 結果
個人再生がうまくいった結果、以下のようになりました。
① 住宅ローンについては、2600万円を従来の契約どおりに返済していく。
② 他の7社の負債
負債総額 750万円 → 150万円(負債総額が600万円減りました。)
<返済期間中の利息>
全額免除
<返済方法>
この150万円を3年間で返済することになりましたので、月約4万2000円を返済するだけになりました。
個人再生がうまくいった結果、月々の返済額は次のようになり、月々の返済が大幅に楽になりました。
【個人再生がうまくいった結果の月々の返済額】
住宅ローン 月100,000円
他の7社への合計返済額 月42,000円
月々の合計返済額 月142,000円
そして、住宅ローン以外の他の7社への返済は3年間で終了しますので、3年後からは住宅ローンだけを返済すればいいことになります。
このように、個人再生を申し立てて、自宅を残しつつ借金問題を解決できる可能性があります。
月々の返済に困っているが、なんとか自宅を残したいと思っている方は、住宅ローンを滞納する前に当事務所までご相談下さい。
個人再生によって、自宅を残しつつ借金問題を解決できる可能性があります。

弁護士 辻井 康喜

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