競艇やパチンコによる借金を大幅減額(880万円減額)し、自宅を残して解決できた事例
* 事案の負債額、返済額につきましては、分かりやすくするために揃えた数字にしています。
1 ご相談者の借入状況
債権者数 6社(住宅ローンを除く)
借金総額 1100万円(住宅ローンを除く)
月々の返済額は合計 15万円(住宅ローンを除く)
2 ご相談者が相談にお越しになるまでの経緯
相談者は、競艇やパチンコをして、借金が増えていきました。
競艇でもパチンコでも負けが込んで、借金を返済するのが困難と感じており、当事務所のホームページをご覧になり、当事務所にお越しになりました。
3 当事務所の対応
相談者の希望が自宅を残すことでしたので、個人再生の申立について検討しました。
個人再生を申し立てる場合、本件では最低弁済額が220万円(1100万円×20%)ですので、220万円を支払う必要があります。
そして、この金額を最長5年分割までできるので、5年で支払う場合、月約3万7000円(220万円÷60回)支払うことが必要になります。
ご相談者の月々の家計収支からすると、少なくとも4万円の可処分所得がありました。したがって、月々約3万7000円を支払うことが可能でしたので、個人再生を申し立てました。
4 結果
再生計画案に対して債権者から不同意がでず、裁判所も再生計画案通り支払うことが可能であると判断してくれましたので、再生計画案が認可されました。
個人再生がうまくいった結果、以下のようになりました。
(住宅ローン以外の債務)
債務総額 1100万円 → 220万円
(880万円減額)
月々の返済額 15万円 → 約3万7000円
利息 年15%など → 0%
(住宅ローン)
従前の契約通り支払う。
住宅ローン以外の借金が大幅に減ったので、住宅を残しつつ、借金問題が解決できました。
5 弁護士のコメント
月々の返済が困難と思ったら、借金を滞納するのではなく、弁護士に早期に相談することをお勧めします。早期の相談が、より良い解決につながることが多いからです。
月々の返済ができなくなりそうな方は、当事務所までご相談下さい。
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